2018年第2回研修・講演会(11月22日18:15~)
台東館8F会議室で25名余の参加の下、標記研修・講演会が開催されました。
講師の山崎正晴氏(亀屋KK代表取締役社長・危機管理コンサルタント)から「外国人雇用
問題を考える」との演題で講演がなされました。
主なテーマは、
1.日本が行う今後の外国人単純労働者の受け入れ見通し
2.単純労働者の受けは賢明と言えるのか
3.2060年迄の日本の人口減少予測と人口減対策としての外国人労働者受け入れの妥当性
4.労働者人口に占める各国の外国人労働者割合と高度スキル人材不足の日本
5.先進国1人当り労働生産性比較、生産性向上は賃上げに在るとの経営の本質認識の欠如
6.可処分所得の減少と人手不足下での賃金低迷
7.教育投資・研究開発費の貧困
8.労働者への心のケアの放置と自殺者問題、若者の将来への希望の欠落
9.外国人労働者受入れの制度に関する国別比較と日本の危機
等々多岐に亘り国際比較を通じ、マクロ・ミクロ両面の視点から、今後の日本の労働・社会
問題につき貴重な考察を披歴されました。又、講演の後には活発な議論のやり取りがありま
した。